アクアマリン Aqua Marine
ラテン語で「海の水」を意味します。古代ローマの時代から船乗り達は、この 石を、安全な航海を約束し
豊漁をもたらすお守りとしていました。海の水はすべての生命の源であることから「永遠の若さを象徴
する石」「平和と安定をもたらす石」とされてきました。
ペリドット Peridote
古代エジプトで「太陽の石」「太陽から飛んで来た石」と崇められたペリドット。 暗闇でも輝く性質から、
困難な状況でも「明るい未来へ導く石」として大切に されてきました。ネイティブ・アメリカンは悪霊や
邪気を払う魔よけとして使い、ネガティブなエネルギーを寄せつけないようにしていました。
トパーズ Topaz
ブルートパーズをはじめ様々な色を持つトパーズ。語源には諸説ありサンスクリット語の「火」やギリシア語の
「探す」、またはトパジオスという地名に由来しているという説まであります。また、古代ギリシアからローマ
時代ではペリドットのことをトパーズと呼んでいたと言われているほど謎の多い石です。
プレーナイト Prehnite
1788年オランダ陸軍のプレン大佐がフランスのケープ・コロニーで発見したと される鉱物。彼は鉱物収集
を趣味とし、南アフリカの喜望峰を発見したことで も知られています。産出される時、葡萄の房のような
形状をしていることから 和名では「葡萄石」と名付けられています。
ラブラドライト Labradorite
1770年カナダのラブラドル沿岸のセントポール島で発見された美しい光を内包する石。この蝶の羽のよう
な光学効果は、内部にできた異なる薄い金属の層によるもので「ラブラドレッセンス」と呼ばれています。
琥珀 Amber
海水に浮くほど軽い中に、太陽の光を詰め込んだような重厚な美しさを秘めた琥珀を古代ギリシア人の
ニシアスは「海中に入った夕日の精が固まって海岸に打ち上げられたもの」と称しました。当時は琥珀の
小像と奴隷一人が交換されたほど高価であったと伝えられています。
インカローズ Incarose
第2次大戦前、アルゼンチンのサンルイスで発見された歴史の浅い石。研磨をすると薔薇の花のような
模様が現れることから「インカの薔薇 - インカローズ」と呼ばれるようになりました。
正式名は「ロードクロサイト」ですが一般的に はほとんど使われていない名です。
ドゥルージー・アゲート drusy agate
「ドゥルージー」とは晶洞状という意味で、微小結晶が群晶をなして分布している状態をいいます。
この石はアゲート(瑪瑙)から水晶の微小な結晶が成長した状態のもので希少価値があり、人気のある石です。
アマゾナイト Amazonite
名前からアマゾン川流域で産出しているようにも思われますが実際はそうではなく、アマゾン川の水の色や
空の色に由来している、またはアマゾン近くで産出した似た色の石と間違えられたなど諸説があります。
上質なものにはシラー効果(宝石の角度を変えた時に、その宝石自体の色とは違う光の反射)が見られます。
アンデシンラブラドライト Andesine Labradorite
「ムーンストーン」と見た目では区別がつかない「アンデシンラブラドライト」。どちらも同じ長石(フェルスパー)
の仲間ですが、その鉱物組成が異なります。また「ペリステライト」という鉱物もこれらにとても類似
していて、現在ではこれらすべてが「ムーンストーン」と呼ばれることが多くなりました。
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